クイズとして出題された問題。
誕生日おめでとう! などで使われる 誕 と言う文字。
訓読みでは何と読むか?
答えは、「誕(いつわ)る」
漢和辞典では、
(1)いつわり
(2)うそ・でたらめ
(3)気まま
(4)大きいなどの意味があり、
言 を延ばす と言う作りから、
事実を大げさに伸ばして伝えるという、むしろ悪い意味があるそう。
なぜそんな文字がおめでたい、誕生に使われるようになったのか。
これには諸説あるようで、
お釈迦さまの話や、中国の書物「詩経」の詩の一部から、等々。
また、単純に同じ発音の「旦(たん=隠れた日が地平にあらわれる)」
に当て、特に、
人間の赤ん坊がこの世にあらわれることをいうようになったとも言われている、とのこと。
何はともあれ、
長い年月をかけて、
誕 と言う文字は、悪い意味 から おめでたい意味へ変化したことには、
うそ・いつわりはなさそうである。