倉敷市にある高蔵寺の住職が新型コロナウイルスをきっかけに、

動画投稿サイトに専用チャンネル「朝勤あさごんWeb」を開設。

毎朝、読経や法話を生配信している。

午前7時スタート。

息を鼻から吸って口から吐く密教の呼吸法に続き、般若心経を唱える。

仏画の制作過程で気付いたことやロック歌手の名曲に隠された意味などを踏まえ、

分かりやすい法話で締めくくる。

配信は、3密を防ぐため参詣が難しくなった高齢者や、

在宅勤務で生活リズムが乱れがちなサラリーマン世代に向け、4月下旬から始めたという。

チャンネル登録数は週単位で約100件ずつ増え、20日時点で350件超。

国内外の幅広い世代に広がった。

法話が終了するとすぐに

「ありがとうございました」

「今朝もすっきりと一日が過ごせそう」という声が寄せられる。

「誰か一人でも聞いていてくれていると思うだけでありがたい」と話していた。