高尾山に「三密の道」があるという。
そもそも、三密とは、
仏教では人間の日常生活は三密、身(身体)口(言葉)意(心)の
三つの働きから成り立っていると考えられ、
これこそが煩悩の元であり、身業、口業、意業の三業であるといわれているそう。
この三密の道を歩く時、煩悩を消すことを心に念じて歩きなさい、という事だという。
入り口に立つ門は「苦」の文字を意匠し、「苦抜け門」との言葉が記してある。
「三密の道」の石段は五十四段。
その先には、釈迦の遺骨を納めているとされる仏舎利塔がそびえているそう。