熱海市の大乗寺で、

地元の芸者さんが稽古道具に感謝する撥扇塚(はっせんづか)供養祭が行われたというニュース。

撥扇塚供養祭は、明治から大正にかけて熱海花柳界の発展に貢献した、

坂東美代吉師匠に感謝の気持ちを込めて、地元の芸妓置屋連合組合が行っているそう。

供養祭では芸者さんをはじめ熱海市や観光関係者ら約50人が集まる中、

僧侶が読経をあげ、芸者さんが感謝の言葉を読み上げた。

その後、撥扇塚の前で芸者さんたちが稽古で使った扇や三味線の糸、

茶道具などを燃やし、稽古道具に感謝の気持ちを表していた。