宮城県石巻市の中心部から車で30分ほどの所にある、福地地区。
東日本大震災の年も続けられてきた「福地の夏祭り」が、コロナの影響で中止になったそう。
「今年は震災から10回目だったので、少し盛り上げようとしていたけど。」という男性。
祭りは、子どもが主役。
地元の子ども、その友達、親戚の子どもも来る。
この地区から出ていった人たちが、子どもを連れて帰省する。
「福地の夏祭り」は、子どもたちの声、が聞こえてくる大切な場所だったという。
「故郷へ帰る人たちも少なくなってしまったり。もう寂しいですよね。
人のつながりや、日常も壊してしまう新型コロナウイルス。
当たり前と思っていたことは、当たり前じゃない」と改めて気づいたという男性。
2021年こそ、
福地地区に子どもたちの元気な声が戻ってくることを、
多くの人たちが願っている。