大分市岡川の霊山寺では、

今月から遺骨を土に返す「自然葬」を始めたというニュース。

少子高齢化などで先祖代々の墓を管理、継承するのが難しいケースが増え、

「墓じまいしたい」

「跡継ぎを必要としない永代供養墓がいい」

といった相談が多く寄せられているためとのこと。

また、最近は「自然の中で土に返って眠りたい」といった要望も増えているという。

霊山寺は霊山の中腹にある。

敷地の一角にステンレス製の円形モニュメントを設置し、

中央には本尊を模した十一面観音菩薩像を祀る。

像の足元には特殊な土を配し、

遺骨を埋めると長い時間をかけて大地に返る仕組みだという。

自然葬の費用は1人35万円。

月1回法要し、親族はいつでもお参りできる。

生前予約も受け付けているそう。