あるご夫婦は、小児がんで亡くなられた御嬢さまのご遺骨をずっとご自宅に安置され、
お嬢さまが大好きだったひまわりのお花をきらさずに備えられているそうです。

永六輔さんの名言の中の一つに、

人の死は一度だけではありません

という言葉があったのを思い出し、ひも解いてみました。

———

人の死は一度だけではありません
最初の死は、医学的に死亡診断書を書かれたとき
でも、死者を覚えている人がいる限り
その人の心の中で生き続けている
最後の死は死者を覚えている人が誰もいなくなったとき
そう僕は思っています

・・・・・でも、人は歳月の中で
亡くなった人のことを忘れがちです。
だからときどき誰かと故人の思い出話をしたり
街角で出会ったりしましょう
それも供養のひとつだという気がします

———

供養という言葉が、とても明るく輝いて聞こえてきました。