6月10日 芥川賞作家、田辺聖子さんが亡くなったというニュース。
91歳だったそう。
関西弁を使って「深いことを軽く、面白く」綴るその作風は田辺さんならではのもの。
田辺聖子さんが生前語っていた言葉から。
『一日一日は長かったのに、終わってみれば何とあっけなく短い夏休みだったことだろう。
人はその生を終える時、夏休みのところを人生に置きかえて同じ感慨をもつのだろうか。』
『人生で一番いい言葉は ほな である。これは席を起つ時の挨拶である。
ほんならこれで失礼します。皆さんお先に。面白かった、ありがとう と言う意味である。』