暖かくなってきたせいか、桜の話題が多くなってきた。
そんな中、あるテレビ番組で新宿御苑の桜を紹介していた。

約65種1100本の桜が植栽されているという。

そもそも桜にそんなにも種類があったことに驚き…

身近な新宿御苑が桜の名所だったことにさらに驚き…

2月のカンザクラから、4月下旬のカスミザクラまで
長い期間にわたって桜を鑑賞できることに驚いた。

なぜ、こんなにもという答えはすぐに見つかった。

明治時代に国際親善のための皇室行事として始まった行事に、「観桜会」。
大正6年(1917)から昭和13年までは新宿御苑を会場に開催されたそう。

その時期に、全国から桜の苗木提供があり、様々な地域の様々な桜が植栽されたのだという。

よく見てみるとそれぞれに特色があり、それぞれの美しさをもっている。

新宿御苑の桜も、それぞれがその特徴を存分に表現し、
行く人に、穏やかな時間を与えてくれている。