「死を体験するイベント」に、20~40代の若いと言われる世代の参加が急増しているという。

開催場所は都内の寺院。集まったのは、20~40代の28人の男女。

まず、参加者たちが「家族」「仕事」など自分にとって大切なものを紙に書く。

次ぎに、住職が読み上げる「病が発覚した“私”が命を終えるまでの物語」を聞きながら、

参加者は、事前に紙に書いた「大切なもの」を取捨選択していく。

自分の死を想像しながら何度も行われる「大切なものを捨てる作業」。

それを通じて、「もし死が迫ったら自分は何を優先するのか」を突きつけられることで、

自然と人生の優先順位が可視化されていくという。

ワークショップ終了後、多くの人が口にするのが

「周囲の人々への感謝」の言葉だという…