京都府舞鶴市北吸の大聖寺が、

亡き人への手紙を承る「緑のポスト」を設置したと言う。

住職は

「もう会えない大切な家族、お世話になった方々へ、
伝えたい気持ちを手紙に書いて封をして投函してみませんか」と呼び掛けている。

投函された封筒は開封せず、春と秋の彼岸のころ、
亡き人のもとに手紙が届くことを祈りながら、焚き上げて供養する。

手紙はいつでも自由に投函できるそう。

 

数年前、大聖寺のポストに封筒が入っていた。

中を確認すると亡くなった子ども宛の手紙。

大聖寺は水子地蔵尊の寺として知られていたこともあり、

その後も何度か同じような封筒が入っていた。

それらの手紙を、送り主の思いを込めて護摩供養してきたのがきっかけと言う。